受動喫煙について

 受動喫煙とは、室内などで他人のたばこの煙を吸わされることをいいます。タバコの先から出る煙(副流煙)は、喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも、ニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素が4.7倍、さらに発がん性のある化学物質も多く含まれています。受動喫煙によって引き起こされる体の害として、肺がん、急性心筋梗塞などの虚血性心疾患、乳幼児突然死症候群、子供の呼吸器感染症、喘息発作の誘発があげられ、子供への影響が大きいといわれています。また、厚生労働省の研究班「今後のタバコ対策の推進に関する研究」では、年間約6,800人が受動喫煙により、肺がんと虚血性心疾患で死亡していると推計しています。
 新型タバコは、従来の燃焼式タバコに比べてタール(タバコ煙中の有害物質のうちの粒子成分)が削減されていますが、依存性物質であるニコチンやその他の有害物質を吸引する製品です。従って、使用者にとっても、受動喫煙させられる人にとっても、非燃焼・加熱式タバコや電子タバコの使用は推奨できません。
 健康増進法が改正されて、一般のオフィス・事業所では原則屋内禁煙(基準を満たした喫煙専用室のみ喫煙可)となります。喫煙者の方は、今後も受動喫煙防止に十分な配慮をするようにお願いいたします。

参考資料「厚生労働省 なくそう受動喫煙」
https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/

2019年09月15日